コラム

豊胸失敗にシリコンバッグ抜去以外の見た目修復法が登場!

抜去はためらう軽度のシリコントラブル

抜去はためらう軽度のシリコントラブル

THE CLINICの豊胸シリコンバッグ外来には、高度カプセル拘縮や石灰化を起こした他院のバッグにお悩みの方が、たくさん来院されます。その多くがシリコンバッグの抜去と同時のコンデンスリッチ豊胸を希望され、実際97%の方に満足いただいておりますが、中にはバッグ挿入から数年しか経っていないのに不具合が出たり、ひどいケースだと挿入直後から違和感があるのに手術したクリニックでは修正してもらえなかったという方もいらっしゃいます。これらのトラブル症状に多いのが、バストにシワや突起が現れるリップリングバッグの輪郭が目立つデコルテからバストラインの不自然さ、加えてシリコンバッグ豊胸特有の硬く冷たい触感に挿入後ショックを受ける方も……。
確かに、シリコンバッグによる豊胸手術でトラブルが生じた場合、これまでは抜去か入れ替えでしか対応することができませんでした。しかし、豊胸手術をしたのにまたすぐ抜去手術では、体にもお財布にも負担が大き過ぎます。そのため、せっかく豊胸手術をしたのに見た目の形に満足できず、でもどうすることもできないという方は実は少なくありません。
そんな方に朗報です! シリコンバッグを抜去しなくても脂肪注入でバストの形を修復する方法が、ついに登場したのです。

脂肪注入による修復を可能にした3つの要因

脂肪注入による修復を可能にした3つの要因

この新しい修復方法は、シリコンバッグと皮膚の間に脂肪を注入することで症状を目立たなくするというもの。バストのしわや段差はもちろん、鎖骨からバストまでを滑らかなラインに整えることも可能です。また、シリコンバッグの周囲に脂肪を少しずつ注入することで、ふっくらと自然な皮膚感を取り戻し、バストの冷たさも改善することができます。
それを可能にしたのが、コンデンスリッチファット(CRF)です。従来の脂肪注入では、不純物が定着を妨げ、思ったような効果が得られないばかりか、高い確率でしこりができてしまいます。さらに、空気に触れる加工工程の場合、感染症のリスクもあり、修正どころかバストがさらに危険な状態になりかねません。その点、不純物や老化した脂肪細胞などを取り除いたCRFは、最良のフィラー(注入素材)と言えるのです。
また、少量ずつ注入するという高い注入技術が確立されたことも背景にあります。ただし、バスト内は目には見えない領域。見えないまま治療を行うことは、いくら高い技術を持っていたとしても、「暗闇の手術」として海外の医療現場では危険視されている行為です。そのためTHE CLINICでは、乳腺用エコーで術前にバストやシリコンバッグの状態を確認。術中もバストの形だけでなく、必要に応じてシリコンバッグの位置やトラブルの原因をエコーで目視しながら的確にCRFを注入します。
上記のような条件をクリアしたクリニック、ドクターに依頼する必要はありますが、抜去しなくても自然なバストを手に入れられるという点において、シリコンバッグを挿入した初期段階にはかなり有意義だと言えるでしょう。

関連するまとめ記事