コラム

安全な脂肪吸引を模索していた“EUA”の時代と最新ベイザー脂肪吸引

安全性を求める中で誕生したのが、体外式超音波脂肪吸引“EUA”。今も日本で使用されるこの方法には、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。実際に使用した経験からお話します。

体外式、そして定番の陰圧式との比較

体外式、そして定番の陰圧式との比較

第一、第二世代の体内式超音波は合併症が多かったため代わって開発された種類が、体外式超音波を併用した脂肪吸引法(External Ultrasound Assisted Liposuction:EUA)。皮膚表面から超音波を当てて脂肪を柔らかくし、カニューレで吸引していくというものです。この方法は、陰圧だけで吸引する脂肪吸引(Suction Assisted Liposuction:SAL)よりも吸引時の体への負担が少ないと、日本でも普及。今でも行われている脂肪吸引法のひとつです。
私(山川)は日本導入の第一グループだったのを覚えています(もしくは日本で第一号だったかもしれません)。確か1996年でした。実際に使ってみると、それまで行っていたSAL法に比べ、確かに多少取りやすい印象がありました。イメージとしては脂肪が実際に少し柔らかくなっていているような感覚です。しかし、体外から超音波を照射する際に表皮を火傷する可能性があるなどのリスクも見受けられました。

当時、体外式超音波を導入した経緯

当時、体外式超音波を導入した経緯

その時代は、安全で効果の高い脂肪吸引技術の確立を目指して藁をもつかむ思いで導入しました。だから、“多少取りやすくなった”という微かな改善でもありがたく思ったものでしたが、超音波の中でも最も進化したベイザー波を搭載したベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)と出会ってしまった今となっては、それが本当に微差だったと実感しています。

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