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まとめ

シリコンバッグに寿命があるってホント? 実例から見る豊胸専門師の見解

シリコンバッグに寿命があるってホント? 実例から見る豊胸専門師の見解

シリコンバッグの豊胸手術は、年間で約2万人が受けています。そんなシリコンバッグ豊胸ですが、トラブルに関する相談が後を絶ちません。そこで、今回はトラブルの実例画像に見る「シリコンバッグの寿命」についてまとめました。

アメリカでは「シリコンバッグの寿命は10年」とされている

アメリカでは、豊胸インプラントの寿命を公的機関が明示

アメリカは、年間40万件もの豊胸手術が行われている豊胸大国です。そんなアメリカの政府機関「米国食品医薬品局(FDA)」によると「シリコンバッグの平均寿命は平均10年」とのこと。一方、日本ではいまだにシリコンバッグの効果を「半永久的な豊胸術」として提供するクリニックも存在しているのが現実です。

寿命年数を超えるとシリコンバッグはどうなる? 実例画像1

破損したシリコンバッグ除去後のコンデンスリッチ豊胸症例

それでは、寿命年数を超えたシリコンバッグはどうなるのでしょう。こちらは、17年前にシリコンバッグを挿入した方のバストです。左胸は大きく変形し、右胸はかなり硬くなっています。術前のエコー検査の時点でシリコンバッグの破損が疑われました。シリコンバッグを除去したところ、バッグは破損し、外殻がぼろぼろに。左胸からは、漏れたシリコンとリンパ液と血液が混じったものが大量に出てきました。

シリコンバッグの寿命は必ずしも10年とは限らない? 実例画像2

硬縮の強いシリコンバッグ除去後のコンデンスリッチ豊胸

「シリコンバッグは少なくとも10年は持つのか?」というと、必ずしもそうでは なさそうです。その例として6年前にシリコンバッグを挿入したバストの状態をご覧ください。特に左胸は拘縮が非常に強く、バストがボールのように丸く硬くなっていました。ここまで拘縮が強い場合、バストを触っても全く動きません。抜去したところ、左のシリコンバッグは破れて中身が漏れ出していました。
この方ように「10年足らずでシリコンバッグが破損する例もある」ということを、肝に銘じておきましょう。

寿命に限らず、シリコンバッグで違和感・痛みを感じたらエコー検査を

シリコンバックのトラブルはエコー診断で早期解決できる

今回ご紹介した例はあくまでも一例です。シリコンバッグのトラブルは、その他にも多く報告されています。シリコンバッグを挿入されている方で胸に違和感や痛みを感じる場合、まずはエコー検査を受けましょう。なかには「誰にも言えず、そのままにしている」という方もいるはず。今回ご紹介した2人のゲストも周囲に相談できず、長年経ってからの来院だったそうです。たしかに相談しづらい内容ではありますが、早急なエコー検査がお悩み解決の糸口になると考えています。
当院でエコー検査・施術を担当するのは、これまでに多くのシリコンバッグトラブルを解決してきた豊胸の専門医。これまでの経験を基に、適切な治療法を提案いたします。